わいつーブログ

発達障害(ASD)だけど、生きづらさの克服を目指すブログ

相撲と発達障害

こんにちは。
わいつーです。

今回は相撲の話。

ちょっと前まで、貴乃花親方引退についてのニュースをよく見かけていた。
他にも、週刊誌やネットで記事を読むことがあった。
しかし、未だに内容はあまり分かっていない。

ただ、様々な記事を読んでいくうちに、僕は力士にはなれないと感じた。
それは、年齢や身体的なものではなく、精神的な観点から、そう感じた。

僕が見た記事の見解では
相撲の試合は基本的に八百長で、あらかじめ勝敗が決まっているとの事。

言われてみれば当然だが
あんな体格の男同士が本気でぶつかりあって勝敗を競っていたら怪我が多くて、競技どころではない。

相撲の事はほとんど知らないが、話の筋としておかしいところは無かった。
しかし、相撲協会は、絶対に八百長は無いと主張しているらしい。

そんな世界で貴乃花は現役時代
八百長に参加せず本気で相撲をやっていて、横綱になった。
裏では、八百長に参加しないがために、陰湿な嫌がらせもあったようだ。

八百長が嫌だったのか
八百長があるとこ自体分からなかったのか
どちらかの理由で、参加しなかったのだと思う。

僕が力士になれないと感じたのは、後者の理由の可能性があるからだ。

相撲界に八百長がある前提で話を進めるが、ASD の人達は
「本当は良くない事だったり理不尽だと分かっているけど、言葉に出すと組織自体を敵に回す事になるから、空気として流れている暗黙の規則や制約」
が、分からない。

空気とか、暗黙とか、明記されていない事を感じる事ができない。
更にそれが、良くない事だったり理不尽な事だと余計に、受け入れられない。

そんな僕が相撲界に入ったもんなら、むちゃくちゃ嫌がらせをされて、すぐに辞めてしまうだろう。

決まっている事なら明記して欲しいと思うし
明記する事が後ろめたい内容ならばその規則はいらない、と思うのはおかしいだろうか。
おかしいから、空気読めないと邪険にされる。
さすがニッポン!


貴乃花の現役時代は強さがあったから、空気読めなくてもなんとかなったが
現役を退いて親方という立場になると、権力・政治力・金がモノを言う世界で
貴乃花親方は、とても太刀打ちできなかったわけだ。

今回のことで、相撲が日本の国技である理由が少しだけ分かった気がする。