わいつーブログ

発達障害(ASD)だけど、生きづらさの克服を目指すブログ

ブルジョワさん

さいたま市の市議会で

障害者の医療費助成に対して、所得制限を設けようと議論していた。

そんな中で
賛成派の吉田議員が、車椅子に乗った伝田議員に対して「ブルジョワ障害者」と言って、問題になっている。

ここでの「ブルジョワ」とは「高所得」という意味だ。

そして
何故問題になっているかと言うと「言い方に品がない」という理由である。

品があるかと問われれば、確かに無い。
無いけれども、何か問題があるのだろうか。

市民に対して実のある政策をしてくれそうだ
という理由で、市議を選んでいるはずで
品の有無など問われてない。

しかも、中身を要約すると
「伝田議員は車椅子に乗っている障害者ですが、市民に比べて高所得ですし、所得制限の対象になりますよね」
言っている内容は、まともだと思う。

仮に問題が拡大して議員が辞任するとなれば、また選挙して税金が使われて、それでみんな満足するのか。

もう細かい事を問題にするのはやめよう。


3700人の水増しでした

こんにちは。

わいつーです。

中央省庁による、障害者雇用の水増し問題について
調査結果のニュースが出てきました。

近眼とか鬱病の人もカウントして、約3700人分を水増ししていたとの事。

近眼も生活には不便なのは分かるし、鬱病が辛い事だって分かる。

でも、今回の件は障害者を対象にしているし、障害は治らないものだから、病気とは別ものである。

結局日本では国家レベルで
数字を達成するだけの見せかけを行なっていたという事だ。

今回は、数字上で障害者を採用していないというニュースではあったが
本当に達成すべきなのは
障害者でも労働する事で、賃金はもちろん
社会に参加している実感を持てる人を、1人でも増やす事だろう。

このような結果をみると
労働現場の環境も、恐らく障害者に配慮されていないのではないだろうか。

障害者が特別だということないけれど
例えば脚が動かなかったり、何ができない等
どうしても配慮が必要な人はいるはずだ。

新たに4000人を雇用すると発表があったが
雇用数の達成だけでなく、労働環境も早急に整えながら、大いに反省して欲しい。

忘れ物は、見つけにくいものです

こんにちは。

わいつーです。

忘れ物について。

僕はADHDの傾向は弱めみたいで、忘れ物はあまり目立たない。
忘れ物しないわけではなくて、たぶん健常者よりも頻度は多いと思う。

「物」としては、ボールペンをよく忘れる。
書いたら、自分のデスク等に置きっ放しにして、そのままにしているようだ。
そして、持っていくのを忘れる。

しかし、これは物量でクリアしている。
移動用の車にも、ボールペンを置いて
カバンの中にもボールペンを入れて
出掛ける時は胸ポケットに入れる意識で、出掛ける。
それでも、それらのボールペンは定期的に補充する必要はある。

忘れ物で困るのは「事」の方だ。
書類の書き漏らしがあったり、何かを数え忘れたり
自分でフォローのしようが無いから、余計に困る。

このような作業中は
他の事を考えていたり、適当にやっているつもりは毛頭無い。
本人は至って真剣に取り組んでいる。
にも、関わらず忘れ事が発生する。

対策という程ではないけれど
個人的には、必要な書類等は一回記入してあとに
数日経ってから、もう一度見てみる。

これは見直しっていう程、気軽なものではなくて、本気で書くつもりでやる。
見直しで忘れ事が発見できるなら苦労しませんね。

後は、数日後っていうのがポイントで、体調も精神状態も違う状況で見る方が、発見できる確率が高い気がする。

もちろん、急ぐ内容には使えません。
そして、なんといっても、数日後に確認する事自体忘れてしまうという。

有給休暇の義務化について

こんにちは。

わいつーです。

平成29年4月1日から
有給休暇が年10日以上取得権利のある従業員に対して、5日以上の有給休暇をとらせる事が義務化となった。

なかなか思い切った政策だと思う。
これだけで、過労死等が防げるとは思わないけど。

ただ、どうやって取り締まるのかはわからない。
基本的にはバレないような気がする。

今まで労働に対する監査なんて
特に中小企業は入らなかったわけで。

しかも、守らなかった時の罰則は、罰金30万なんて、安すぎるような・・・
バレた時の罰則が、震え上がるぐらいじゃないと、守らないのではないでしょうか。

悪い経営者達は、なんやかんや新しい社内制度とかを作って、限りなくグレーにしようと画策してくるだろう。
果たしてどんな、いいわけ制度が出てくるのか楽しみである。

天才の話をややこしくした

こんにちは。

わいつーです。

ニュースを見ていたら
世界で一番オセロが強い選手を決める大会(名前失念)で
日本人の小学5年生が優勝したという。

若い人が活躍するのは、非常に嬉しい事である。

※以下は私の個人的な意見で根拠はありません

頭脳系の競技でここまで若いと
努力はもちろんだが、俗にいう天才なのではないかと感じてしまう。

天才ってなんやねん、となるので
「先天的な能力により、鍛錬しなくても他者より卓越した勘や思考を持つ者」
と、ここでは定義します。

遺伝子は交配を繰り返して、少しずつ優秀な子孫が残せるようになっているらしい。

その結果で、良い方向に遺伝子が交配して、天才が生まれるなら、願ったり叶ったりだ。

しかし、たまに悪い方向に異常が起きるかもしれない。
つまり障害を持って、生まれる可能性もある。

晩婚化がすすむ現代では、高齢出産により子どもが障害を持つ可能性が上がっているらしい。

天才の話から逸れてしまったが
せめて心身共に健康な子孫を残すために、まず我々が心身共に健康になる必要があるだろう。

八百長の続き

こんにちは。

わいつーです。

前回の八百長の続き。

相撲での八百長があるかどうかはおいといて、八百長ってそんなにいけないことだろうか。
(僕が無知で、八百長自体が法に触れるのだったら、ブラウザの戻るボタンへ)

もちろん、賄賂等の金銭の受け渡しは、犯罪なのでよくないです。

しかし、相撲もエンターテイメントの一つなのだから
観客が面白いと感じるような、多少の調整は必要だと思う。

逆に、ガチンコ対決をして
力士が流血していたり、身体がボロボロになるのなんて見たくない。


中には、八百長に抵抗を感じる人がいるだろうが
実は、我々は小さい頃から八百長(のような)エンターテイメントに触れているはずだ。

〜戦隊、〜レンジャー
特撮ヒーローを見た事はないだろうか。
見た事ない人は、見て下さい。

それぞれのストーリーは違うものの、1話毎の展開は大体一緒だ。

街に悪者がくる
ヒーロー登場
ヒーローがちょっと苦戦する
ヒーローは作戦をたてて巻き返す
悪者が不利になって巨大化する
ヒーローも巨大ロボに乗って戦う
ヒーローが勝つ

この流れの中で、八百長(のような)が発生しているのは
悪者が巨大化する〜ヒーローも巨大ロボに乗って戦う
ところである。

悪者は脅し文句を吐きながら、何かの手段で大きくなる。
巨大化している間は、ヒーローは棒立ち。

そして、ヒーローも巨大ロボを呼んで戦う。
巨大ロボになるまでは、変形や合体をするパターンが多くて、完成するまでには2〜3分かかる。
巨大ロボを呼んでる間は、悪者は棒立ち。
ヒーローを踏み潰せるぐらい、巨大化しているにも関わらず。

悪者が本気でヒーローに勝ちたいなら、さっさと踏み潰すべきである。
それをしないのは、これがエンターテイメントだからだ。
踏み潰して終わりなら、面白みの欠片も無い。

勝負事は、勝敗までの過程からの結果を楽しむもので
仮に八百長が行われているとして、こちらがそれを知らなければ問題ない気がする。

邪魔しているのは
八百長は良くないという、先入観ではないだろうか。

相撲と発達障害

こんにちは。
わいつーです。

今回は相撲の話。

ちょっと前まで、貴乃花親方引退についてのニュースをよく見かけていた。
他にも、週刊誌やネットで記事を読むことがあった。
しかし、未だに内容はあまり分かっていない。

ただ、様々な記事を読んでいくうちに、僕は力士にはなれないと感じた。
それは、年齢や身体的なものではなく、精神的な観点から、そう感じた。

僕が見た記事の見解では
相撲の試合は基本的に八百長で、あらかじめ勝敗が決まっているとの事。

言われてみれば当然だが
あんな体格の男同士が本気でぶつかりあって勝敗を競っていたら怪我が多くて、競技どころではない。

相撲の事はほとんど知らないが、話の筋としておかしいところは無かった。
しかし、相撲協会は、絶対に八百長は無いと主張しているらしい。

そんな世界で貴乃花は現役時代
八百長に参加せず本気で相撲をやっていて、横綱になった。
裏では、八百長に参加しないがために、陰湿な嫌がらせもあったようだ。

八百長が嫌だったのか
八百長があるとこ自体分からなかったのか
どちらかの理由で、参加しなかったのだと思う。

僕が力士になれないと感じたのは、後者の理由の可能性があるからだ。

相撲界に八百長がある前提で話を進めるが、ASD の人達は
「本当は良くない事だったり理不尽だと分かっているけど、言葉に出すと組織自体を敵に回す事になるから、空気として流れている暗黙の規則や制約」
が、分からない。

空気とか、暗黙とか、明記されていない事を感じる事ができない。
更にそれが、良くない事だったり理不尽な事だと余計に、受け入れられない。

そんな僕が相撲界に入ったもんなら、むちゃくちゃ嫌がらせをされて、すぐに辞めてしまうだろう。

決まっている事なら明記して欲しいと思うし
明記する事が後ろめたい内容ならばその規則はいらない、と思うのはおかしいだろうか。
おかしいから、空気読めないと邪険にされる。
さすがニッポン!


貴乃花の現役時代は強さがあったから、空気読めなくてもなんとかなったが
現役を退いて親方という立場になると、権力・政治力・金がモノを言う世界で
貴乃花親方は、とても太刀打ちできなかったわけだ。

今回のことで、相撲が日本の国技である理由が少しだけ分かった気がする。